薬剤師の求人情報について

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薬剤師関連

薬剤師の求人状況

薬科大学が4年制から6年制へと移行した影響で、薬剤師が一時的な不足をした後に、どっと薬剤師が増えるという状況が予想されています。薬剤師の求人状況は「売り手市場」というイメージが強いのですが、新卒者が増えるその時から数年かけて、薬剤師があまってしまうことも、予想されています。そうすると「転職を繰り返してきた人」「ブランクのあった人」よりも、新卒者のほうが採用の面では有利になるでしょう。

薬剤師として働く人には、20代の若い人が多く、30代の人は減るといわれています。これは、子育てなどの事情が30代の女性薬剤師にとって大きくなり、職場を離れるということが多いからです。40代になり、子どもも大きくなって、フルタイムでの薬剤師業務は難しくても、また働きたいという人が増えてきます。

ただ、医療事務や看護師などの求人にも言われることですが、患者さんと接する仕事には「新卒で若い」人よりも、「人生経験が厚い人」「患者さんに親身になれる人」「業務の経験がある人」を、採用したいと考える医師・薬局が存在するのも事実なのです。

今後、薬剤師の数が増えて、薬剤師の求人状況が厳しくなれば、就職・転職先が見つからずにパニックになるのは「短期間で転職を繰り返してきた人」です。長く働いてくれる人を求める職場では、安定感のない働き方を繰り返してきた人よりも、未経験の新卒者や、転職をするにしても前向きな良い転職を望んでいる人を、求めるものだからです。

 

薬剤師の転職活動

薬剤師の転職活動は、現在は「売り手市場」のイメージがありますが、今後は難しい面が出てきます。それは、数年のうちに薬科大学の新卒者が増えて、薬剤師の求人状況が「買い手市場」に移行していくことが予想されるからです。薬剤師の中には、あまりにも短期間で転職を繰り返している人もいるのが現実です。今後は、そのような心構えでは転職先がなくなります。転職活動をするなら「前向きな、良い転職を」望んでいるということを、採用先に伝えられることが、必要となります。

薬剤師は女性の多い分野ですので、夫の転勤・子育て・介護などの事情で、いったん離職せざるを得ない人は、確かにいます。ただ今後は「再就職が簡単にできる」という時代ではないことを、認識しておく必要はあります。

薬剤師の転職活動は、インターネットを利用した求人広告・人材紹介会社や人材派遣会社への登録などを通して、情報を得るという方法が、代表的になっています。タウン誌やミニコミ誌に掲載される情報を頼りにすること、あるいは実際にその地を歩いてみて「薬剤師募集」の掲示をしている薬局に出向く、という方法まで、様々なものがあります。

薬剤師の転職活動を支援してきた実績がある、大手の人材紹介会社を利用すると、情報量の多さや、キャリアコンサルタントへの相談ができる制度など、様々なメリットを受けられます。一方で「自分の住んでいる地域で、無理のない働き方をしたい」という人には、自分で近くの求人を探すという方法のほうが、向いている場合もあります。

 

薬剤師から治験業界への転職

薬剤師が治験業界に転職する、というケースがあります。それは治験には「薬事申請」が必要であり、薬事申請は薬剤師の仕事だからです。薬事申請とは、治験で集めたデータを整理し、厚生労働省に申請をする仕事です。薬剤師から治験コーディネーター(CRC)に転職する人もいます。

治験コーディネーター(CRC)として働く薬剤師は、高いコミュニケーションスキルが求められます。治験を円滑に進めるためには、治験に協力してもらう患者さんや、医療スタッフ、製薬会社との連携がとても大切で、そのためには診察や検査日程の設定、検査内容の確認など、様々なことが要求されます。患者さんの中には、納得して治験を受けることにした場合でも、後々の不安感が高まったり、イライラが募ったりするケースもあります。それらの解消のためには、患者さんとのコミュニケーションをCRCが密に取り、万一の事態にも備えができることが必要です。

また、国際共同治験というものが盛んに行われるようになり、英語力を求められる場合もあります。

治験コーディネーターそのものには、国家資格はまだ存在していませんので、もともと薬剤師・看護師など医療関係で働いている人が、製薬会社などで研修を受ける、というケースが多いようです。日本臨床薬理学会では「認定CRC」という制度が始まっており、実務経験がある治験コーディネーターは、この試験を受験することを目標にしているケースも多いです。

 

人材派遣と人材紹介の違い

薬剤師を募集している人材派遣会社や、薬剤師と求人を出している企業のマッチングをしている人材紹介会社などが、インターネットを利用すれば簡単に見つかる時代となりました。人材派遣会社は、人材派遣会社が雇用して派遣先の職場で働く、という形態です。薬剤師は人材派遣会社の社員という扱いになります。また、人材紹介会社は紹介会社が雇用するのではなく、転職を斡旋する会社と考えればわかりやすいでしょう。

薬剤師の求人に関しては、人材派遣よりも人材紹介をする会社のほうが、はるかに多いです。派遣労働者となるより、転職をして腰を落ち着けたいという人のほうが多いから、と言われます。しかし一方で、平均して3年に1度くらい転職をする人が多いと言われてもいます。極端な場合には、数ヶ月で転職をしてしまう人もいると言われています。

ただし「薬剤師は転職がしやすい!!」というイメージを持つのは、ちょっと待ってください。転職回数が多い人が敬遠されるようになるのは、薬剤師業界も同じです。「何のための転職か?」という理由にもよりますが、長く働いてくれる人を望む会社は、今までに長く働いた経験のない人を採用することを、躊躇します。

薬剤師の求人は「売り手市場」と言われてきましたが、徐々にその状況は変わっています。そうなると、新卒者の就職が増えて、転職を繰り返している人はますます敬遠されるようになります。転職をするなら「なぜ、新しい職場を求めるのか」をしっかり考えるようにしましょう。

 

優れたキャリアコンサルタントとは?

薬剤師の転職・再就職の相談に応じてくれる力強い味方として「キャリアコンサルタント」という人がいます。大手の人材派遣会社には、優れたキャリアコンサルタントが在籍していることも多いのですが、一方で「大手だから、全員が優れている」というわけではありません。またキャリアコンサルタントも人の子ですので、「転職を応援したい人」「がっかりするような人」がいるのは事実です。

人材紹介会社やキャリアコンサルタントは、人気が高まれば高まるほど、一人ひとりの応募者に対して割ける時間が限られてきます。一人ひとりの希望の細かい部分をくみきれなかったり、フォローしきれなかったりするようになっていきます。薬剤師としての転職・ステップアップを真面目に考えている人ほど、不安も高まる傾向があるので、キャリアコンサルタントに求めるもの、人材紹介会社に期待するものが大きくなります。

このギャップが生まれつつあるのは事実です。

ただ、大手の人材紹介会社、人気のキャリアコンサルタントにお世話になれば、求人の多さ・マッチングの上手さがうまく利用できます。キャリアコンサルタントと相談しながら「自分の働きたい形態」「自分の生き方をどうしたいか」ということを、伝えていくと良いでしょう。

また、キャリアコンサルタントの対応が「1回会っただけで、完璧に自分の希望を汲んでくれる」と思うのは、高望みというものです。一般的な人間関係と同じで、ある程度の時間をかけないと、わからないところもあります。本気で相談したいなら、キャリアコンサルタントへの相談は、マメにしましょう。

 

薬剤師・医療系人材紹介会社に登録すると?

薬剤師の求人・人材紹介に特化した人材紹介会社があります。インターネットで探すだけでも、山ほどの人材紹介会社を探し当てることができるでしょう。

では、薬剤師の求人を自分で探すことと、人材紹介会社に登録することと、どのような違いがあるでしょう? それは「自分で探すことの限界を、人材紹介会社を利用することで、超えることができる」という点です。転職をしたくても、自分で尋ねて回ったり、新聞やタウン誌などの情報を探したりするだけでは、限界があります。薬剤師の人材紹介サイトを利用すれば、はるかに多くの情報が、整理された状態で閲覧することができます。

とはいえ、人材紹介会社に登録しただけで、納得・満足のいく転職ができるとは限りません。自分から積極的に「探す」という姿勢が必要です。

人材紹介会社には、キャリアコンサルタントと相談して、「どんな働き方をしたいか」「どんな薬剤師になりたいか?」を相談できるシステムがあります。登録時には、一度はキャリアコンサルタントと面接をしたり、電話で話したりすることが、必要なのですが、逆にいえば「それだけ」で終わるのはもったいないです。利用できる方法はとことん利用しましょう。

「どんな薬剤師になりたいか?」「どんな働き方をしたいのか?」を明確にできる人には、キャリアコンサルタントも、さまざまな提案・紹介がしやすいのです。逆に「何でもいいから、転職をしたい」「今の職場が嫌だから、ともかく他所へ移りたい」という人には、アドバイスをしようにも限界があります。

 

退職活動もきちんとする

薬剤師として働いている現在の職場から、退職するときには「立つ鳥後を濁さず」という言葉を大切にしましょう。今までは「薬剤師は売り手市場」というイメージがあり、強気で転職活動をしたり、退職も突然一方的に通告する、などの人がいたのだそうです。しかし、薬剤師に限らず、どんな職場でも「今の職場をきちんと退職する」ことは必要です。

特に、同じ薬剤師として働くならば、どこで、誰と、どんなご縁があって、再会し、一緒に仕事をすることになるか分かりません。前の職場の人と再会した場合に、気持ちよく仕事ができるように、きちんと退職をしてください。

病院・調剤薬局など、現在の職場にはまず「退職する」ことを伝える必要があります。それは、まず「直属の上司に伝える」ことです。直属の上司を飛び越して、人事部に直接申し出ることや、同僚にだけ話して間接的に上司に伝わる、ということがあると、上司に後々迷惑がかかります。また、職場の同僚で、いくら親しい仲であっても「転職活動をしている」という事実は、転職が確定するまで伝えないことが大事です。履歴書や職務経歴書などを、職場のコピー機を使ってコピーしたために、同僚に発見され、気まずくなったというケースも、あるのだそうです。

「薬剤師を続けたいが、今の職場は退職する」ことの理由を、完全に正直に告げる必要はありません。ただ「今の職場に不満がある」ことを、正直には言わないことです。

そして、退職する日を決めるにも、一方的に通告するのではなくきちんと話し合って決めましょう。薬剤師の人数が確保できないと、業務を続けることができなくなる職場もありますので、くれぐれも迷惑をかけないようにしましょう。

 

 

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