薬剤師とUターン・Iターン就職・転職について

そもそも「Uターン」という言葉は「地方で生まれ育った人が都心で一度勤務した後に、再び自分の生まれ育った故郷に戻って働く」ということを指す言葉です。Uターンに似た言葉として「Iターン」「Jターン」などがあります。Iターンは「都心で育った人が地方の企業に就職する」という場合に、Jターンは「地方で生まれ育った人が一度都心で働き、その後また故郷とは違った別の地方に移住して働く」ということを指します。

薬剤師がUターンやIターンなどを考えるならば、転職活動の時期や情報の入手について、様々な工夫が必要となります。薬剤師の求人は全国的にありますので、就職先には困らないのではないか? と考えている人ほど、要注意です。自分の転職のことだけではなく、ご家族の引越しや転校などの手続きは、意外に大変です。

また、薬剤師としての仕事のほかに「地元住民として溶け込んでいけるか?」ということも、判断の大事なポイントとなります。UターンやIターンに憧れる人は、どこか「お客様」気分で、地域の情報を集めていることが多いのです。現実には、地域の風習や、都会とは違う人間関係に疲れて、都会の暮らしに戻ることを望む人もいます。お客様ではなく「生活の場」として、地域に根ざして生きていきたいと思うなら、Uターン、Iターンは人生の選択肢の一つです。

薬剤師の足りない地域、人手がたくさんある地域の差は、存在します。地方の病院や調剤薬局は、人手不足のためもあって、「転居のための支度金や住宅手当を用意してでも、薬剤師の方に来てほしい」という現実があるのは事実です。今後の人生設計を含めてよく考え、UターンやIターンを決める必要があります。

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008