医療は技術だけじゃないについて

"10年間働いていた整形外科で私が最も感じたこと
それは患者は病気やケガを治してもらいに来ると同時に
不安な気持ちに言葉をかけてもらって安心するためだということです

特に地域医療に必要だなと実感したのは高齢者の診療です
毎日毎日患者は遠くからでも受診に来ます
ただリハビリをしたり注射を打ってもらうだけじゃないのです
受付スタッフと何気ない会話をし看護師に笑顔で接してもらい
そして先生に色々なことを相談できる
そういう医療機関だからこそ長い順番待ちでも文句を言わず待っているのです

私のいたところは先生がとてもやさしく患者の人気は絶大でした
痛みはどうですか?今日は調子良さそうだね。お孫さんはもう帰っちゃった?
病気のことだけじゃなく患者ひとりひとりに応じた会話をしています

患者が多くてどんどん診察をこなしていかなければいけない大病院は
診察は数分で待ち時間は何時間など言われますが
町のお医者様はそれではやっていけませんね

医療技術ももちろんあっての上ですが
いかに患者に信頼されるかというのは
いかに患者の気持ちに寄り添えるかということなんです

わがままな患者も多いですが、聞いてほしい気持ちに応えることが医療現場に働くものの使命なんだと思います"

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